モトアザブ退屈日記

日々のモノ・コト・忘備録。クルマ、時計、オーディオとか骨董とか。

チェロレッスン 22回目 ②無伴奏とチェロソナタ編

22回目のチェロレッスンの後半。

今回でバッハの第一組曲はひと通り弾けるようになりました。メヌエット1と2を7月から始めて半年。1曲/1ヶ月ペースと考えると密度の濃いレッスンだったなぁと感慨深いです。

このレッスンから発表会の曲、ブラームスのチェロソナタ第1番ホ短調の第一楽章に取り組んでいきますが、その前に大好きな無伴奏の「第2番のPrelude」をレッスンしてもらうことに。全編にわたって憂いを帯びた深い旋律、この曲を弾けるようになりたいのです。

第1組曲の練習でも個人的にすごく参考ににしたKim Jin-Kyung氏の動画。ちょうど第2組曲もアップされており、今回も曲の作り方を学ぶことができました。

youtu.be

コーダ部?はベーレンライター版とは違う形です。重音にたどり着くまでが劇的なやつ。情感たっぷりな演奏は第2組曲の厳粛で荘厳な世界観に似つかわしく感じます。

 

Suite Ⅰ Courante・・・修了

・良いじゃないですか!

・テンポも安定しているし、ポジションもしっかり取れています。

 

 レッスンの際の音声ファイル。一曲ごとアップしてみる。

 多少ボウイングが不安定になるところがあるけどまぁ、なんとか聞けるか。

 

 

Suite Ⅱ Prelude

・よく弾けています。

・出だしのDを鳴らすこと。バロックは1拍目が大事。

・4小節目の後半は弓を使いすぎない。

・10小節からのスラーが切れている16分音符、「最初のダウンボウ」は少なめで。弾きすぎないこと。

・17小節目から20小節目がアナバシス。21、22小節がカタバシス。

・36小節目の16分音符は一音一音しっかり音を出す。

・37、38、39小節。同じ音型が3つ続くときは西洋音楽では「父と子と神の三位一体のメタファ」と理解しましょう。

・49小節目のBは1ポジションでいきましょう。フェルマータから静かに始まりたい。

・最後の重音4つ、3の指を離さないようにすると音が取りやすいです。

・最後の四重音、下の音を十分に響かせて。(五度を意識)

 

 レッスンの際の音声ファイル。初回なので全体に力んでる。あと抑揚が平坦。

 

 

Brahms Sonate E-mol Op.38

・上がりきったところのC音、ビブラートが硬くならないように。

・4段目の三連符はC線で。

・4段目の3小節目、ダウンボウは弓先で

・7段目の4小節目からギアが一段入る感じ

・楽譜番号4のアウフタクト、しっかり自分で休符を数えること。(落ちやすい)

・2ページ目、4段目3小節目の前のアウフタクト、ハイポジFからDは「飛びつく」しかありません。

・小節番号6のフォルテシモの部分がこの曲の「難所」です。

・後は再現部なので譜面通りで弾けるはずです。(えっ!)

という感じで、また一通り読みながら一緒に弾いていきましょう。

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次回

・Suite Ⅱ Prelude をもう一度。音楽的に深めていきましょう。

・Brahms Sonata 引き続き譜読みをしていきましょう。

 

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裏板にシャツのボタンがカチカチ当たるので"当て布"をつけました。「チェロ胸当て」という名前で売っていましたが「チェロのよだれかけ」という呼び名も。たしかにスタイに似ている。

 

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