18回目のチェロレッスン、無伴奏チェロ組曲編。
プレリュードのレッスン2回目。
Suite Ⅰ Prelude
「相当イイですよ。アマチュアでこれくらいバッハのプレリュードきちんと弾ける人はそうはいないですよ。」と“べた褒め”いただきました。
録音を聴くとそれほどよく弾けていないです。微妙に音外しているし。
記録として忘備録に音源残しておきます。
褒められて伸びるタイプを目指しながら、さらに音楽的な表現を身につけて曲としての完成度を上げていきます。
・小節の頭のG音を響かせる=A線が出すぎないように。
・1小節のフレーズにある2つ目の八分音符の最初の音はたっぷり目に弾く。
H-D-H-Dの最初のH音。
フレーズの基本形は一つの小節に8分音符の4連桁が二つ。この8つの音の弾き方を厳格に弾き分けてフレーズをつくっていきます。この1小節にバッハらしく弾くためのテクニックが凝縮している感じです。
・H-D-H-Dの4連桁、弓先側で弾く方が音になります。
・最後のG-D-G-Dの4連桁や31小節目からの保続音の部分も弓先で。
・全体を通して「楽器を響かせる」ことを意識する。
・曲の最後に行くにしたがって「体の筋肉に力が入って」しまうので響きが止まってしまっている。
・弓で響きを止めないように。
・「f字孔の周辺だけ鳴っている」状態から「裏板・側板含めて楽器全体が鳴っている」状態をイメージして。
先生は「楽器がいちばん気持ちよく鳴っている状態にしてあげる」と表現していました。そのために力まず(特に弓)、リラックスを意識すると、確かに最初に弾いた時よりも少し豊かになった音の響きが。
「さっきより1.3倍は響いていましたよ。」とのことで、もっと響かせることができそうです。
次回
SuiteⅠ Prelude まだ良くなりそうですから、もう一回レッスンしましょう。
SuiteⅠ Allemande 譜読みをしていきましょう。