モトアザブ退屈日記

日々のモノ・コト・忘備録。クルマ、時計、オーディオとか骨董とか。

真空管パワーアンプの音

Luxman MQ-60 Customはパワーアンプです。各種の音源をプリアンプ(コントロールアンプ)で統合、音質を調整します。パワーアンプはプリアンプから出力された信号をスピーカーを動かすためのさらに大きな信号に増幅するためのアンプです。

 

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現在のオーディオ構成 

いつの間にかCDを全く聴かなくなりました。CDを再生する機器すらありません。音源は現在下記の3つ。

・デジタル音源(配信等)・・・Marantz NR-1200(DAC)

・アナログ音源 レコード・・・Victor JL-T77

・アナログ音源 チューナー・・・Marantz Model 125

 

これらの音源をプリアンプ(コントロールアンプ)で受けます

・コントロールアンプ・・・Marantz Model 3300

 

コントロールアンプから出力された音楽信号を、スピーカーを動かすために増幅します。

これまでのパワーアンプMarantz Model 114 はトランジスタを用いた増幅装置。Luxman MQ60 Customは真空管を使って増幅します。

・パワーアンプ(トランジスタ)・・・Marantz Model 114

・パワーアンプ(真空管)・・・Luxman MQ60 Custom

 

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 真空管パワーアンプの音

パワーアンプを真空管にしたことで、音の印象がまた大きく変わりました。

 

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よく、真空管アンプというとその見た目のイメージから「温かい音」とか「やわらかい音」と語られます。しかし、実際に真空管アンプを通して音を聞いてみると、かなり見た目のイメージに引っ張られた印象であることがわかります。

真空管アンプであってもぼんやりとした表現は皆無。精緻で輪郭のはっきりとした、パワーのある音楽を聞かせてくれます。それに加えて、真空管ならではの特色が感じられます。

 

弦楽器の艶やかさ

アコースティック楽器の表現力が高い。弦楽器が鳴っている感じ。ピアノの弦が鳴っているのがよくわかります。特にアナログ盤。室内楽からオーケストラまで、アナログ盤を聴くなら真空管の表現力は抜群だと思います。

 

ライブ感の表現が生々しい

演奏の距離感を近く感じる。それでいてホールでのレコーディングには広がりが感じられる。大空間の表現が非常にわかりやすい。ライブソースを真空管アンプを通して聴くと音の一体感が素晴らしい。

 

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