モトアザブ退屈日記

日々のモノ・コト・忘備録。クルマ、時計、オーディオとか骨董とか。

デイムラー4.0(XJ40)

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15年ぶりの自分のクルマ。

物心ついた時から叔父の『間違いだらけのクルマ選び』の初版本を読んでいたので、二玄社教というか徳大寺教であった。中学校時代はバブル景気だったので(『間違いだらけ』も年2回刊行されていた気がする)クルマ界隈がどんどん派手になっていた時期、書店で手にした雑誌、NAVIを毎月楽しみに愛読することになる。

当時はメルセデスが190E、BMWが六本木カローラと言われたE30の時代。NAVI誌でも「決闘!巌流島」という企画で190Eと320iの企画が毎回あった。

日本車では3ナンバー税制が改正され、3ナンバー専用ボディのクルマが売れた。日産シーマ、3リッタークラウン、そしてセルシオ、インフィニティQ45・・・これらの大排気量の国産大型サルーン輸入車では560SELや7シリーズが誌上をにぎわせていた。そんななか、一線を画してエレガントで典雅なサルーンジャガーのXJ40だった。

低く、長くエレガントなボディ、ウッドとコノリーレザーの仕立ての良い内装。

NAVI巻末にジャガージャパンが一面広告を載せていて、その世界感も英国の空気を感じさせる豊かなものだったと記憶している。

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